高速道路の運転は、車の準備と同じくらい当日の判断が結果を分けます。そしてシルバーウィークは9月19日(土)から23日(水)までの5連休です。つまり出発が目前に迫ってきました。
確かに整備工場に入庫する時間は、もうないかもしれません。ただし自分でできる確認はまだ残っています。
そこでこの記事は、出発前日でも間に合う内容に絞りました。
出発前日でもできる5分チェック
タイヤの空気圧
まずこれだけはやってください。 なぜならガソリンスタンドで、給油のついでに確認できるからです。しかも空気圧の不足は、高速走行での発熱とタイヤの損傷につながります。
そして荷物と乗員が増える場合は、車両側の指定に応じた調整が必要です。具体的には運転席ドアの開口部やフューエルリッドの裏に、指定空気圧が表示されています。したがって乗車人数や積載条件ごとの指定がある車種は、その範囲内で合わせてください。
なお同時に、溝の深さと側面の状態も目視で確認します。もしスリップサインが出ていたり、ひび割れが目立つ場合は、出発前に相談してください。
灯火類
次にヘッドライト、ブレーキランプ、ウインカー、ハザード。ちなみに夜の壁や窓に映せば、一人でも確認できます。というのはブレーキランプの球切れは、自分では気づけないからです。
ウォッシャー液
さらに満タンにしておいてください。なぜなら長距離走行では、虫の付着が視界を奪うからです。しかも9月は、雨の可能性も高い時期です。
エンジンオイルの量
そしてレベルゲージで確認します。具体的には平坦な場所に停め、エンジンを止めて数分置き、一度拭いてから差し直して読みます。したがって下限に近い場合は、補充が必要です。
なお、より詳しい点検項目はこちらにまとめています。
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荷物の積み方
また、前日にやっておける作業です。
- 重い物は下に、前寄りに。 なぜなら高い位置に重量物を積むと、走行安定性に影響するからです
- 後方の視界を塞がない高さに。 つまりルームミラーが使えない状態は避けてください
- 急ブレーキで前に飛んでこない配置に。 というのは車内の荷物は、衝突時に乗員に向かって飛ぶからです
ちなみにチャイルドシートを使う場合は、取り付けの緩みも確認しておいてください。
高速道路の運転は、出発時間で大きく変わる
まず連休の渋滞には、発生する時間帯にある程度の傾向があります。具体的には下り方向は連休前半の午前中、上り方向は後半の午後に集中しやすい、というのが一般的なパターンです。
そのうえで、今年は5連休という日程の余裕があります。したがって初日の朝に出発しなければならない理由がないなら、ずらす価値は大きい。 実際、半日ずらすだけで所要時間が変わることは珍しくありません。
なお具体的な渋滞予測は、高速道路各社と日本道路交通情報センターが公表しています。そこで出発前に、必ず確認してください。
さらに今年のシルバーウィークは、9月19日から23日の5日間、ETC休日割引が適用除外となると発表されています。したがって料金を見込んでいた場合は、確認しておいてください。
高速道路の運転で気をつけること
ここからが、車の準備と同じくらい重要な部分です。
渋滞の最後尾
まず連休の高速道路で最も危険な場面のひとつです。 なぜならカーブの先や坂の頂上を越えた直後に、突然停止車列が現れることがあるからです。
そこで前方の車がハザードを点けたら、自分も点ける。つまりこの動作が、後続車への警告になります。したがって渋滞に近づいていると分かっている区間では、車間を普段より広く取ってください。
休憩の取り方
次に長時間の運転では、疲労の自覚が遅れます。実際眠気を感じてから休むのでは遅いというのが実際のところです。したがって2時間ごとを目安に、渋滞にかかわらず休憩を入れてください。
ちなみに連休中は、サービスエリアも混雑します。そこで入りたいSAが満車で入れないことを前提に、その手前のPAでも休むという計画にしておくと余裕ができます。
夕方の時間帯
さらに9月下旬は、日没が目に見えて早くなる時期です。そして夕暮れの薄暗い時間帯は、歩行者や自転車が見えにくくなり、事故が増える時間帯とされています。
したがって早めのライト点灯を心がけてください。 なぜなら自分が見るためだけでなく、相手から見られるためでもあるからです。しかも行楽地周辺では、普段の生活道路とは違う動きをする歩行者がいます。
高速道路の運転中にトラブルが起きたら
備えとして、知っておいてほしい内容です。
- できる限り路肩や非常駐車帯に寄せる
- ハザードランプを点灯する
- 停止表示器材(三角表示板)を後方に設置する
- 同乗者全員でガードレールの外側へ避難する
そして最も重要なのは4番です。 なぜなら車内に留まったり、車の周りに立っていたりする状態は極めて危険だからです。実際、停止した車両への追突は、高速道路の事故のなかでも被害が大きくなります。
したがって避難した後で、道路緊急ダイヤルやロードサービスに連絡してください。ちなみに非常電話は約1km間隔、非常駐車帯はおおむね500m間隔で設置されています。
なお出発前に、加入している保険のロードサービスの連絡先をスマートフォンに登録しておくと安心です。
連休中は交通安全運動の期間でもあります
また9月21日から30日まで、秋の全国交通安全運動が実施されます。 ちなみに最終日の9月30日は「交通事故死ゼロを目指す日」に設定されています。
つまり連休の移動と重なる期間です。しかも行楽地周辺では、普段より歩行者や自転車が多くなります。
要するに準備を整えて、無事に帰ってくるところまでが連休です。良い休日になりますように。
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