こんにちは、RAVENOL JAPANです。
10月11日(日)、ドイツのホッケンハイムリンクで、DTMの2026年シーズン最終戦が行われました。
結果を先にお伝えします。
Mercedes-AMG Team RAVENOLの80号車、マーロ・エンゲル選手が、最終戦(レース2)で優勝しました。 シリーズのチャンピオンは、ポルシェのトーマス・プレイニング選手です。エンゲル選手は、シリーズ2位でシーズンを終えました。
この記事では、最終戦の流れと、80周年の年に走った80号車の2026年を振り返ります。レースにあまり詳しくない方にも分かるように書いていきます。
最終戦までの流れ ― 勝たなければ、タイトルの可能性が消える
DTMは、GT3と呼ばれる、市販のスポーツカーをベースに作られたレーシングカーで争う、ドイツを代表するレースシリーズです。1つの大会で2つのレースを行い、順位に応じてポイントが入ります。1年間の合計ポイントが多い選手が、チャンピオンです。
最終戦を迎えた時点で、タイトルを争っていたのは、ポルシェのプレイニング選手と、80号車のエンゲル選手でした。
ただ、状況はエンゲル選手に厳しいものでした。最後のレースで勝たなければ、タイトルの可能性そのものがなくなる状態だったからです。
内部リンク:RAVENOL創業80周年。80号車がつないだ、2026年のドイツ・モータースポーツ →
レース2 ― 勝つしかなかった80号車
レースは34周で行われました。
序盤は、ポルシェが1位と2位を占める展開でした。そのなかで、エンゲル選手は最初のピットストップの前に、先頭を走っていたバス選手(ポルシェ)を抜いて、首位に立ちます。
首位に立ってからは、後続のポルシェ勢を引き離しました。中盤には4秒以上のリードを築き、2回目のピット作業を終えたあとも、その差を守ります。終盤には小雨が降りましたが、すぐに日が差し、80号車の優位が揺らぐことはありませんでした。
エンゲル選手は、2位に3.058秒の差をつけて、トップでチェッカーを受けました。
王者はプレイニング選手 ― 12ポイント差
エンゲル選手が勝っても、プレイニング選手が3位に入れば、タイトルが決まる状況でした。
2位にはプレイニング選手のチームメイトのフェラー選手が入り、プレイニング選手は3位でゴール。ポルシェのトーマス・プレイニング選手が、2度目のDTMチャンピオンに輝きました。
最終的なポイントは、プレイニング選手が225点、エンゲル選手がその12点差、3位のウィットマン選手が198点でした。
私たちは、勝ち続けたエンゲル選手の走りを称えるとともに、チャンピオンになったプレイニング選手とマンタイ・レーシングにも、心から拍手を送ります。
エンゲル選手は、レース後に、このレースウィークに全力を尽くしたこと、そして、チームとして誇れる結果だったという趣旨のコメントを残しています。
80周年の年の、80号車
今年は、RAVENOLの創業80周年です。その記念として、エンゲル選手のマシンにはゼッケン80と、スピードの象徴であるチーターの特別デザインが施されました。

80号車の2026年は、こんな1年になりました。
- 4月 … DTM開幕。ゼッケン80の特別デザインのマシンが、シーズンを走り始める
- 5月 … ニュルブルクリンク24時間レースで、メルセデスAMG・チーム・ラベノールの80号車が総合優勝(ドライバーは、エンゲル選手、ストルツ選手、シラー選手、マルタン選手)
- 10月 … DTM最終戦で、エンゲル選手が優勝。シリーズは2位
ニュルブルクリンク24時間は、RAVENOLが2024年から冠スポンサーを務めるレースです。創業80周年の年に、名前を冠したチームの80号車が、年の前半と最後のレースで、勝利を挙げました。
タイトルには、あと一歩、届きませんでした。それでも、80号車は、最後まで戦い抜きました。
内部リンク:なぜニュルブルクリンクなのか ― 24時間レースの冠スポンサーであることの意味 →
同じ週末の、ニュルブルクリンク
10月10日(土)には、ニュルブルクリンクで、NLS(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)の最終戦が行われました。
このシリーズの2026年の正式名称は、「ADAC RAVENOL Nürburgring Langstrecken-Serie」。24時間レースと同じように、RAVENOLの名前を冠して開催されています。
最終戦の総合優勝は、ポルシェ911 GT3 R(#17)のニコ・メンツェル選手とスヴェン・ミュラー選手。2位にも、同じくポルシェ(#44)が入り、ポルシェが1-2フィニッシュを飾りました。
シーズンのチャンピオンは、Adrenalin Motorsportのエドアルド・ブガーネ選手、ヤニック・フュブリヒ選手、スヴェン・マルケルト選手の3人です。
ドイツの耐久レースの季節が、この週末で、幕を閉じました。
サーキットの経験は、毎日の運転にもつながっています
DTMも、ニュルブルクリンクも、油の温度が上がったり下がったりを繰り返し、エンジンに大きな負荷がかかり続ける環境です。
日常の運転も、実は似ています。高速道路を走ったあとに渋滞にはまり、信号で止まっては、また走り出す。温度が一定ではない環境が、オイルにとっては厳しい条件になります。
もちろん、レース用のオイルと市販車用のオイルは、設計の目標が違います。レースで使われるオイルを、そのまま日常の車に入れることはおすすめしません。
ただ、極限の条件で見えてくることは、私たちが日常用のオイルを作る意味を考える、大切な手がかりになります。
内部リンク:レース用オイルと市販オイルは何が違うのか →
日常用のオイルとして、私たちは次のような製品を用意しています。どのオイルが合うかは、車の取扱説明書に書かれている粘度と規格で決まります。
| 製品 | 粘度 | こんな車に |
|---|---|---|
| SMO | 5W-30 | 国産車の規格(API・ILSAC)で選びたい、ガソリン車 |
| DFE | 0W-20 | 0W-20を指定するガソリン車。ハイブリッド車にも |
| DXG | 5W-30 | ガソリン直噴エンジンの車 |
| HLS | 5W-30 | BMW・メルセデス・GM・オペルなどの欧州車 |
| VMP | 5W-30 | VW・アウディ・ポルシェ・BMW・メルセデスなどの欧州車 |
それぞれの製品を、順に詳しくご紹介していきます。分からないことがあれば、「車種からオイルを選ぶ」をお使いいただくか、お気軽にお問い合わせください。
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